志望校に合格するためには、様々な努力をし様々な結果を出す必要があります。志望校に応じて内申点を取る努力をしなければなりませんし、そのためにはテストでの結果や提出物の点数などが必要です。当日の筆記試験で良い点数を取るためには、過去問を解く必要があり、それで結果を出すためには模擬試験で結果を…の様なことです。様々な努力とそれによる成功体験が志望校の合格率を上げていきます。
その一歩目が『テストで点数を取る』ことです。ポイントは3つです。
まず1つ目は『授業を真剣に受け、疑問を都度解決をする』です。
高得点を取る生徒は、「先生がここをテストに出すって言ってた」「今日ここ習ったんですけど、よくわからなかったので教えてください。」の様なことを言ってきます。反対に点数が低い生徒は「そんなこと聞いてない」「今日習ったのどこだっけ?」の様なことを言います。テスト2週間前から…とかではなく、日頃の努力が最重要です。
2つ目は『問題演習を効果的に行う』です。
「頑張ったのに点数が上がらない。」こんなことを言う生徒は『頑張れていない』というのが正しい場合が大半です。学校のワークやプリントの問題を解き、わからないことを質問して解決し、時間が経ってから解き直しをし、塾で類題をもらって一人で解けるかを確かめる。これをやるだけで点数は上がります。わからない問題の答えを赤ペンで書き、それで終わっていませんか?大切なことは『自分が解けない問題を把握し、それを解決する』ことです。
3つ目は『テストの分析』です。
高得点を取る生徒は、その先生のテストに対しての勉強法を知っています。「この先生はプリントから出す」「教科書よりもワークが大事」などを自分が受けたテストから学んでいるからです。テストは受けたら終わりではありません。次のテストに備えるための分析も重要です。
※注意事項
気をつけなければならないのが、『何点取れば良いのか』という点です。「80点取れた!」ということに対して、喜んでいい場合と悔しがらなければならない場合があります。例えば、前回60点で今回80点に上がったのであれば基本的には褒めてあげて良いでしょう。しかし、その生徒の目標とする成績が5であれば悔しがらなければいけません。(平均点が30点や、80点で学年トップの様な場合を除きます。) つまり、自分の目標に対して十分な結果が取れたのかという点が重要ということです。
いかがでしょうか。これらを全てやっているのに点数が上がらないというのであれば、能力の限界かテストに問題があるかのどちらかだと言っても過言ではないと思います。誰しもが努力をすれば満点が取れるわけではありません。だから受験は難しく、大変なのです。しかし、『頑張って結果を出す』という成功体験が、合格にも、その後の人生にも大きくプラスになると考えています。
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