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執筆者の写真小沢良平

休校だイェーイ

と思っていないことを祈ります。


感染のピークを下げるために今回の休校は…という話はここでするには相応しくないので、この休校中の良くない行動に関して書きます。


①勉強しない

当然ダメです…


②課題を終わらせる

急いで課題を準備して出してくれた学校もあります。ありがたいですが、時間割を出して計算してみましょう。技能科目は抜いて構いません。国数英理社の1週間の時間数を合計してみましょう。だいたい18時間くらいはやっていると思います。授業がないわけですから、同じ時間こなしても同じ効果が得られるとは限りません。では、週に20時間だとすると、土日を休みだと仮定すると1日4時間ほどですね。課題にそれだけ時間がかかりますか? それだけ集中してやって、ようやく学校に行っているのと同じ効果が得られるかもしれません。もちろん、皆が同じ条件ですから、やらないと差がつくわけではありません。正直、気を抜いてサボり気味になる人が多いでしょう。しかし、通常よりも自分が使える時間が長いということは、差をつける大チャンスです。自分に足りないもの、この時期に学校でやるはずのもの、次学年の予習など、やれることはいくらでもあります。


③復習をしっかりやる

『必要な部分の復習を適切に』または『これは復習だと理解している』ならOKです。しかし、やみくもに復習をしたり、中2が中1の範囲をしっかりやることはプラスに働かないことがあります。その理由は2つです。まず、復習するその範囲が入試に扱われないと意味がありません。もちろん、入試に扱われないからできなくてよいというわけではありませんが、優先すべき事ではありません。そして何よりも、『勉強した』という油断に繋がります。復習をしたその範囲は、次回のテストに出る可能性は低いですよね? 復習なので。でも、いつもよりも勉強した感じはありますし、復習の方が簡単なので、理解できたという実感もあります。で、テストに臨むと思ったよりできない。勉強しても意味がないと思う。そんなことになりかねません。


学習という面から考えるとこの約1ヶ月の休校は、しっかりやれる人にはプラスに働き、やれない人にはマイナスに働きます。大きく差が開くということです。その差は約1ヶ月。入試直前に1ヶ月頑張った人と1ヶ月サボった人ではどうなりそうでしょうか。週に18時間だと1ヶ月で72時間以上。それだけ差がつきます。頑張る人よりも1日1時間多く勉強しても、差を取り戻すまでに2ヶ月以上かかります。


この休校の期間。どう過ごしますか?

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