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  • 執筆者の写真小沢良平

塾選びの注意点

「今通っている塾に入るときに面談をしたんですが、面談の時に聞いた話と実際の対応が全然違ったんですよ。お願いしたこともやってくれないし...。」

先日面談をした保護者の方からこんなことを言われました。


今日は塾での面談時、特に体験を始める時や入塾を決める時に知っておいて欲しい注意点を3つお伝えします。


①塾全体の自慢をする

「当塾は〇〇高校に〇〇名もの合格者を出しています。」

「当塾には〇〇というシステムがあり、成績が上がります。」

「当塾では補習をしっかり行いますのでご安心ください。」

これらを聞いた場合には注意が必要です。

例えば、塾全体で50名の合格者を出していたとしても、その教室からは0名の可能性もあります。塾全体のことはHPや資料を見ればわかりますし、大切なのは『自分が通うその1教室の結果』です。結果を出している教室では、「うちの教室では〇〇高校に〇〇名合格しました」「〇〇校では平均で内申点が〇ポイント上がっています」の様に、『塾全体』ではなく『その1教室』の強みや売りを伝えます。

また、補習を売りにしている塾は要注意です。

もちろん欠席した場合などに補習を組んで対応することは大切ですが、補習が必要ということは授業レベルが低い可能性があるということです。新人の講師が授業を担当して生徒たちが内容を理解できず、テスト前にベテランが補習をするということもありがちです。『補習』であり『振替』ではないため、プリントを渡して「わからないところがあったら聞いてね」と放置する塾もあります。


②具体的な策を説明せずに「頑張りましょう」

「うちの子、〇〇高校を目指したいっていうんですけど、届きますか?」「そうですね。うちで頑張ってくれれば大丈夫だと思いますよ。」

生徒を獲得することが目的の塾はこのように言います。生徒や保護者の意見を否定せず、かといってどうすればよいかを明示せずに「一緒に頑張りましょう」です。こう言われた場合は「具体的には何をすればいいのでしょうか。」「どれくらいの確率で合格できそうですか?」など突っ込んで聞いてほしいです。

私が進路に関してお話をするときは、現状、志望校、生徒の性格、今までの学習状況、生徒と保護者の覚悟などを確認した上で、内申を何ポイント上げる必要があるのか、どの科目なら上げられそうか、それに必要な勉強量は大体どれくらいか、偏差値を上げるための方法、など詳細な説明をします。それによってやる気が上がる生徒もいれば、折れてしまう生徒もいます。しかし私は、「頑張れば大丈夫」とだけ言って不合格にしてしまうということが最悪だと思っています。そのため、その高校を目指す努力をする『覚悟』を確認します。


③要望を簡単に受け入れる

「部活が忙しいので宿題を減らしてほしい」

「内気な子なので授業中に指名しないでほしい」

「点数は少し足りていないが上位校を目指しているので上のクラスにしてほしい」

塾のルールを破るような要望を受け入れるのは、指導に自信がない証拠です。もちろん生徒の個性に合わせて柔軟に対応する必要はあります。それは「視力が悪いから前の方の席に」や「吃音なので答えが出るまで少し待ってほしい」などの場合であり、上記の様な内容は別です。

例えば、部活が忙しいのであればスケジュール調整の手助けをすべきです。宿題は必要不可欠な量を考えて出しているはずなので、減らしてしまっては結果に繋がりません。それを減らすということは、結果が出なくなることを容認するということか、宿題量を適当に決めているかのどちらかです。

特に3つ目の要望を受け入れる塾には要注意です。もちろんその生徒の状況によっては許可することもありますが、ごく稀です。大半は生徒の未来を考えておらず、とにかく塾に通わせようとするケースです。バスケ歴1年の人がNBA選手と一緒に練習しても成長しないですよね?生徒の成長には段階があるため、上のクラスにいることが最良ではありません。今はこのクラス、〇ヶ月後には1つ上、○ヶ月後にはあのクラスに...という様にすべきです。


いかがでしょうか。私が大手塾に勤めていた時には面談練習というものがあり、他の教室長にアドバイスをすることもありましたが、結果を出していない教室ほど上記の様なことを言っていました。塾は『人』によって決まります。同じ看板でも教室長が違えば全く違うものです。生徒の成長のために、より良い『教室』を選んでいただきたいです。

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