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  • 執筆者の写真小沢良平

集中力

学習の効果は集中力によって決まると言っても過言ではありません。(一部の天才的な子どもは除きますが)集中せずに漢字や単語の暗記をしようとしても、頭に残らないでしょう。数学の問題を解くにしても、集中してなければミスをしたり、ポイントを見落としたりする可能性が高いでしょう。

「頑張ろう」と思い勉強を始めてみても、わからない、めんどくさいなどの気持ちに負けてしまい集中が続かず、机に向かう時間だけ長くなる…という人もいると思います。


勉強というものに関して、目的意識、競争心、負けん気というものを持っている子どもが減ってきていると感じます。自分より点数の良い人を見て、「凄い」と思っても、追い付こうとか負けないぞという思いには至らない。自分の点数が悪いときには、自分より悪い人を探して安心する。悪いことを自分の責任として考えられない。親や先生から圧がかかると耐えられない。そんな気持ちの弱い生徒が多いです。


様々なものが発展し、将来の選択肢が増えている今、勉強というものを頑張って良い高校、良い大学に行く価値は、確かに減ってきているとは思います。個性の尊重という意見のもと、頑張らせるという行為自体に反対している人もいます。

私も『勉強ができるようになれば良い』とは思っていません。目標に向けて努力できる精神力、やりたくないときでも集中する力など、学生のうちに身につけさせたいものがあり、それを身につけさせるため、良い高校に行き良い仲間に出会うために、勉強を頑張るべきだと考えています。


勉強や、やりたくないことに集中できないのは、メリットや危機感が無いからです。

『ほうきを指先で10秒立てていられたら100万円』と言われれば、凄まじい集中力を発揮するでしょう。『銀行強盗に銃を突きつけられている』という状況で眠くなったり、「今日の夕飯何かな~」など他のことを考える余裕は無く、助かる方法を集中して考えるはずです。

本来は、点数を上げたい、成績を上げたい、〇〇高校に行きたい、お母さんに褒めてもらいたいなどのメリットや、恥ずかしい点数を取りたくない、△△に負けたくない、叱られたくない、高校不合格になりたくないなどの危機感から、集中して勉強できるものですが、前述のとおり、目的意識、競争心、負けん気が無いため集中できないという生徒が増えています。『勉強ができない』というのは、それを使う専門的な職業につかない限り、大きな問題にはなりません。しかし、『努力できない』『集中力がない』というのは、どんな職業に就くにしても致命的です。それを大人になってから身につけようとしていては、時間の無駄です。


集中力はすぐに得られるものではありません。トレーニングが必要です。そのトレーニングを頑張らせるために、ご褒美を用意する、親と競争する、ペナルティを設ける、短期間の目標設定をする、など様々な方法があり、性格や状況によって対処法が変わります。うちの子は集中力がない…とお悩みの方は、是非一度ご相談ください。

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