いよいよ3学期。中3は入試が迫っているので問題ないと思いますが、中1・2の生徒は、冬休みから3学期に向けて気持ちの切り替えはできていますか?
「まだ…」「これから…」「自信ない…」と思った人は反省とともに切り替えましょう。
「切り替わってます!」と思った人は考えようによっては実はピンチです。
「切り替える必要あるんですか?」と思えた人は成績が上がるかもしれませんね。
切り替えが必要ということは、冬休みに気が緩んでいたという証拠です。緩んでいないのであれば、上記の様に「切り替える必要あるんですか?」と考えますよね。2学期のテスト結果や成績に納得できていない人は大丈夫でしょうか。
さて、2学期期末試験の点数と2学期の成績を覚えていますか?その時にしたであろう反省と、こう改善しようと思ったことを覚えていますか?覚えてすらいないのであれば成長はできません。勉強して、点数を上げて、成績を上げるためには、『反省の成長』が不可欠です。
以下、英語のテストの反省例です。どの生徒が次回のテストで点数を上げそうでしょうか。
『もっと勉強すれば良かった。』
『ミスが多かった。』
『単語の暗記をしっかりする。』
『覚えたつもりでも繰り返し確認する。』
『文法事項の暗記が甘かったので、テスト1週間前くらいから自己テストをする。』
『並べ替え問題の正答率が低かった。自分の受験する私立高校でも出題されるので、単語と文法の確認をしっかりして、問題演習をたくさんする。納得できないところがあった場合はすぐに先生に聞く。解き方のコツの様なものがあれば教えてください。』
長ければ良いわけではありません。次につながる具体的な内容が必要です。『反省の成長』とは、反省する内容のレベルが上がっていくことです。初歩的な『単語を覚える』から、『文法』『読解』になり、『語順整序』『空欄補充』など、自分の弱点が正確に把握できると、勉強の効率が上がり、点数アップに大きく近づきます。
問題を解いて間違っていた時に「ミスったー」って言ったことはありませんか?『ミス』とは『過失』のことです。つまり『理解していたのに間違えた』ということです。本当にその問題を理解していたのでしょうか。点数、成績が上がっていく人は、「ここの計算でミスをした」「この英文を読み飛ばしていたから間違えた」「この資料の読み取り方を間違えた」など、ミスをしてもその理由を具体的に言うことができます。
3学期に待ち受けるのは学年末テスト。学校や先生によりますが、範囲は1年分です。残り約1ヶ月半。どれくらい前から準備すれば間に合いそうでしょうか。1、2学期にやった理社の内容は覚えていますか?特に中2は、この3学期の成績をできるだけ上げておくことが、中3の高内申に繋がります。
Comments