top of page
検索
  • 執筆者の写真小沢良平

受験って

都立入試直前。中3生は、最後の追い込みを必死にやることも重要ですが、体調管理にも十分気を付けてほしいと思います。大切なのは、入試当日に全力を出し切ること。熱があって集中できなかった… おなかが痛くて冷静に考えられなかった… の様にならないようにしましょう。


さて、なぜ『受験』というものがあるのでしょう。行きたい高校に行けるようにしてしまえば良いと思いませんか? そうすれば、人気がない高校は人が集まらないため、学習環境や設備を良くするなど努力をするので、高校間での競争が高まり、より良い高校が増えるようにも思えます。では、受験がなかったらどうなるのでしょう。


まず、転校を余儀なくされる生徒、退学する生徒が増えます。当然ですが、高校の学習内容は中学より難しいです。中学では成績が悪くても進級できますが、高校では留年ということになります。受験によって学力で生徒を絞らなければ、勉強についていけない生徒が出てくるのは当然ですし、高校側もその生徒に合わせるわけにはいきません。


他にも様々な問題が出ると思いますが、何よりも『努力』というものをしなくなると思います。もちろん、部活に対して努力したり、ゲームに対して努力する人もいるでしょう。しかし、ここで言いたいのは『やりたいことへの努力』ではなく、『やらなくてはならないことへの努力』です。受験がないということは、成績を上げる必要性がなくなるということ、定期テストも高得点を取る必要性がなくなるということです。勉強というものは、脳を鍛えるために必要だと私は考えています。しかし、テスト結果がどうでもよくなり、成績もどうでもよくなれば、勉強を頑張る生徒はいるのでしょうか。もちろん、そんな条件下でも努力できるような人間になってほしいですが、現実的には難しいと思います。


受験が『学力』という名の『つめ込み』や『暗記』になってしまっていることで、思考力や読解力などが下がること、コミュニケーション力や問題解決能力などを育てようとしないことも問題ですが、それでも勉強を通して努力というものができるようにしておかないと、一人の大人として生きていく中で困ることになります。好きなことだけやって適当に生きていそうなYouTuberも撮影、編集、企画立案など、それだけで生きていくためにはすさまじい努力が必要です。やりたいことだけではなく、やらなければならないことも多々あります。『勉強ができる』ではなく、『努力できる』ことが重要です。


学校の勉強は、やるべきもの、時期、評価の方法などが決まっているため、『努力の仕方』というものを学ぶには良いものです。『100点を取る』ということが重要なわけではありません。努力すれば全員が100点を取れてしまうのであれば、それはテストとして相応しくありません。重要なのは全力を尽くしたかどうかです。今の中3に「去年の自分は全力だった?」と聞くと、全員がNoと答えるでしょう。


さて、あなたは今、全力で努力できていますか?

閲覧数:11回0件のコメント

最新記事

すべて表示

国語力、思考力の低下

先日、卒業生と食事をする機会がありました。私を覚えてくれていることも嬉しいですし、そういう誘いをしてくれることも嬉しかったです。ただ、その卒業生がもう30歳を超えているということに衝撃を受けました…。年を取るわけですね…。 その卒業生の現状についての話もしましたが、やはり中学生当時の話が盛り上がりました。当時はこう思っていた、この生徒とはこんな感じだったなど、様々な思い出話をする中で、今の生徒と昔

合否を分けたもの

開校して4年目。不合格者を出してしまいました。 第一志望合格率100%をずっと続けることが不可能であることはもちろんわかっていましたが、やはり悲しく、ショックなものです。 ただ、原因は明確です。『指導に従わなかったから』です。 指導に従っていた生徒は、今年も全員第一志望に合格しました。 指導に従わなかった生徒の中にも合格できた生徒はいます。しかし、第一志望ではなくランクを下げての合格です。 当塾で

正しい解き直し

偏差値アップのためには解き直しが重要です。解けなかった問題が解けるようにならなければ偏差値は上がっていきません。解説を読んで、わからなければ先生に解説をしてもらい、後日1人で解き直しをして、類題を解いて…。解けるようになるまでには手間と時間が必要です。大変だからこそ解けたときの達成感は大きいですし、成長に繋がります。 その大変な解き直しにも、効率を上げる、合格率を上げるための正しい方法があります。

bottom of page