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学校再開

  • 執筆者の写真: 小沢良平
    小沢良平
  • 2020年5月27日
  • 読了時間: 3分

緊急事態宣言が解除されましたが、『解除=過去の通常に戻る』ではありません。感染防止をしながら、油断せず行動していきたいと思います。


さて、3ヶ月ぶりに学校が再開しますが、通常とは程遠い再開です。大田区では、日数が少なく時間も短く、1クラスの人数も減り、部活は禁止のままです。感染再拡大を防ぐためのものなので当然であり、仕方ないとは思いますが、残念です。また、まだ発表はされていませんが、体育祭や文化祭、修学旅行なども中止の可能性があります。学業以外の子どもの成長のチャンスが奪われていきます。


しかし、悲観ばかりしていても意味はありません。学校も経済も再開してきているということは、日程は変更になるかもしれませんが、受験はほぼ通常通り行われるということです。現段階で3ヶ月も例年より遅れています。夏・冬休みを短くするようですが、再度休校になる可能性もあります。今すべき事、できる事を考えて、やれることをやっていきましょう。


①休み明けテスト、定期テストの対策

出された課題を1回こなして終わっていませんか?その範囲でテストを実施したら点数が取れますか?早い学校は6月2~3週目あたりに休み明けテストが、遅い学校でも7月下旬から8月上旬にはテストがあると思われます。休校の期間に頑張った人とサボった人でかなりの差がついていると思います。ちゃんと理解して解けるかどうかの確認をしましょう。


②模擬試験の過去問をやってみる

休校の影響で習っていない範囲が出ますが、例年との差を確認し、危機感を感じられると思います。「自分の偏差値は〇〇だ」ではなく、自分の志望校に合格した先輩たちの当時の偏差値と比較をすることで、現状を知ることができます。個人的には、今年の入試問題は簡単になると思います。休校の影響で受験生の学力は下がりますが、その低下を小さく見せるためには入試の平均点がキープされれば良いからです。もちろん、見る人が見ればわかることではあります。しかし、「コロナの影響で学力が…」というニュースを政府が出したくないと思います。上位校を狙っている人は、より一層ミスが命取りになります。


③新聞の記事を1つ読み、家族と討論

読書をして語彙力を上げる…というやり方もありますが、使える言葉を増やしたり、自分の意見が言えるようになるには、『話す』という練習をするのが1番です。入試での面接や集団討論に始まり、入社試験でも、その後のプレゼンテーションでも、友人との交流も、結婚の挨拶も…様々な場面で『会話力』というものは必要です。特に、これからオンライン化が進むと、より一層分かりやすく伝える力、相手の考えを聞く・察する力が必要になります。読むだけでは効果が薄いので、ステイホームを利用して「僕はこう思う。理由は~~だから。」「お母さんはそう言うけど…」「お父さんの意見を聞いて~~がいいと思った。」など話せると良いと思います。


ピンチであることは確かです(私自身も大きなピンチです)。しかし、ピンチな時こそ頑張る時です。ヒマだとか、やる事ないとか言ってないで、やれること、やりたいこと、やるべきことを探しましょう。

 
 
 

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