top of page

勉強しない理由

  • 執筆者の写真: 小沢良平
    小沢良平
  • 2020年9月4日
  • 読了時間: 2分

そんなものは無いのが大半です。1万人に1人くらいは、「中学、高校で学習する内容には興味がなく、自分は〇〇の道で生きていきたいと思う。そのための努力は全力でしている。中学はオール3で十分で、近所の△△高校に行き、卒業後に〇〇のための専門学校に通って資格を取る。それに向けて全力で頑張っている」という子どももいるかもしれません。夢が明確に定まったことにより、凄まじいまでの努力をする子どもは、数名見てきました。


大半の子どもが言う「めんどくさい」「やる気が起きない」というのは理由ではなく気持ちの問題で、「やる理由がわからない」というのは逃げ口上です。


大人は基本的に嫌でも仕事をしますが、なぜでしょう。生活がかかっているからですよね。特に何もしなくても月収30万が手に入るのであれば、贅沢を求めず、働かないという選択をする人も多いはずです。子どもは、勉強しない=生きていけないではありません。目的、目標、メリットがなければ大人も働くことをしないですよね?子どもが勉強しないのも当然です。


子どもに勉強をさせる方法は大きく3つあると思っています。

1つ目は、小さいころから『やらなければならないことを全力でやる』という教育をすること。これは、小学校に入るまでにはやっておかなければならないので、手遅れという場合が多いと思います。

2つ目は、メリットを与えることです。最も良いのは勉強の価値を理解させることですが、お小遣いの様な報酬でもいいでしょう。大変だと思う以上に自分にプラスがあれば、頑張ることができます。

最終手段として3つ目は、親も一緒に頑張ることです。勉強を頑張らないタイプの子どもは、親が必死に働いているということを考えません。働いて帰ってきた親がテレビを見ていると、『自分はダラダラしてるのに俺だけ勉強?』など考えます。そのため、子どもが勉強をする時間に、親も一緒に資格の勉強をする。親は2級、子どもは3級で、一緒に検定を受ける。漢字や単語を一緒に覚えて問題の出し合いをする。親は一か月禁煙、子どもは一か月勉強を頑張り、禁煙で貯まったお金で月末に豪華な食事をする。など、一緒に頑張るということです。


小沢塾では勉強を通じて『思考することの重要性』を教えています。昭和的な考え方かもしれませんが、『考えられる大人』になってもらいたいと思っているからです。生き方が多様化している今、それでも学歴というものが必要な部分がありますが、強く楽しく生きていくためには、『考える力』と、勉強ができるというものとは違う『頭の良さ』が必要だと思っています。

 
 
 

最新記事

すべて表示
大きな間違い

Googleのおすすめにこれが出てきました。 産経新聞のコラムです。 https://www.sankei.com/article/20251108-CU5NSUIEUBBDBFN6T5FXBYIF44/ これは大きな間違いだと私は思います。 さまざまな考え方があって当然だと思うので他人の考え方を否定したくはありませんが、これを読んで信じてしまう人がいると大変だと感じました。これまで多くの偏差値ア

 
 
 
点数アップ! 成績アップ!

【期末試験結果】 数学10点アップ! 5科目70点アップ! 過去最高記録更新! など 【1学期成績】 数学3→4! 英語4→5! 9科目で4アップ! など 頑張った生徒たちがしっかり結果を出してくれました。 もちろん、全員が上手くいったわけではありません。目標に届かなかった...

 
 
 
合格の秘訣

小沢塾には合格を勝ち取るために守ってほしいルールがあります。それを守ってくれた生徒は6年連続で第一志望に100%合格しています。ルールは3つだけで、塾での指導以外にも様々なことに繋がると思っています。 ①相談して決める 志望校はどうやって選べばいいのか。成績アップに必要なこ...

 
 
 

コメント


お問い合わせ

☎ 03-6459-8708

ozw.study.room@gmail.com

いただいたお問い合わせへの対応は、基本的にメールでいたします。

​ドメイン設定などされている場合はご注意ください。

お問い合わせありがとうございました。

​高校受験専門 小沢塾

bottom of page